坂道は夢を…
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/19 14:50 UTC 版)
初出『りぼん』 1980年(昭和55年)2月大増刊号 43枚 作者が高校1年生の時の作品。デビュー後第2作。冬美(ふゆみ)は足の不自由な高校生だが、学校が長い坂道の上にあるので、仕方なく毎日坂道を上り下りして通学している。一方、高橋二郎(たかはし じろう)は、冬美の家に下宿している浪人生で、あだ名は「二浪君」。冬美は最初は身近にいる二郎を何とも思っておらず、かえって11年間も会ったことのない幼なじみの柊一(しゅういち)に思いを寄せていたが、紆余曲折の末、最後は二郎との間に恋が芽ばえる。なお、坂の上の学校という設定は、後の『チャイム』に受け継がれて行く。作者はコミックス『チャイム』第1巻の23頁で、最初に通っていた中学校が坂の上にあったことを語っている。
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