地形表層構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 07:02 UTC 版)
地形カメラ (TC) 立体視の原理を活用して、月表面の標高や地形データを調査する装置。最大で解像度10メートル以下という高い精度を持つ。表面の地形などの詳細な様子を調べることが可能である。 月レーダーサウンダ (LRS) 月表層に向けて電波を発射することにより、表層からさらに地下へ潜り込む電波の反射を捉え、月の浅い部分の地下構造を明らかにする装置。月は揮発性物質(水)などが少ないため、電波が比較的地下に浸透しやすいという性質を利用したもの。地下数キロレベルの構造を明らかにできると期待されている。 レーザ高度計 (LALT) 地表に対してレーザ光を発射し、その到達時間を計測することによって地表の高度を精密に測定する装置。地形カメラとの組み合わせで地形を詳細に調べることが可能。
※この「地形表層構造」の解説は、「かぐや」の解説の一部です。
「地形表層構造」を含む「かぐや」の記事については、「かぐや」の概要を参照ください。
- 地形表層構造のページへのリンク