土居稲生とは? わかりやすく解説

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土居稲生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/13 15:03 UTC 版)

土居 稲生
生誕 1885年3月1日
日本 高知県
死没 (1974-11-29) 1974年11月29日(89歳没)
所属組織  大日本帝国陸軍
軍歴 1904年 - 1934年
最終階級 陸軍少将
除隊後 心泉義塾中学指導学監
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土居 稲生(どい いなお、1885年明治18年)3月1日[1] - 1974年昭和49年)11月29日[1])は、大日本帝国陸軍軍人。最終階級は陸軍少将。

経歴

高知県出身[1]陸軍士官学校第16期卒業[1]1920年(大正9年)8月に陸軍歩兵少佐に進級し[2]1923年(大正12年)8月に陸軍大学校副官に就任した[3]1924年(大正13年)8月に陸軍歩兵中佐に進級し[4]1927年(昭和2年)3月に麻布連隊区司令部部員に転じた[5].

1929年(昭和4年)8月1日陸軍歩兵大佐進級と同時に仙台連隊区司令官に着任し[6]1932年(昭和7年)8月に歩兵第20連隊長(第16師団・歩兵第19旅団[7][8])に転じた[1]1934年(昭和9年)3月5日に陸軍少将進級と同時に待命となり[1][6]3月16日に予備役に編入された[1]

予備役編入後は心泉義塾中学指導学監に就任した他に[9]1938年(昭和13年)3月5日に国民精神総動員中央連盟より派遣され、逓信省管理局主催の講演会で講師を務めた[10]。その後、陸軍士官学校第16期卒業生からなる菊の花会顧問を務めた[11]

栄典

勲章等

脚注

  1. ^ a b c d e f g 福川 2001, 488頁.
  2. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 大正12年9月1日調163頁
  3. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 大正15年9月1日調130頁
  4. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 大正13年9月1日調162頁
  5. ^ 陸軍現役将校同相当官実役停年名簿 昭和2年9月1日調126頁
  6. ^ a b 外山 1981, 213頁.
  7. ^ 外山・森松 1987, 398頁.
  8. ^ 外山・森松 1987, 399頁.
  9. ^ 『博物館研究』第15巻第10号、日本博物館協会、1942年9月、8頁。
  10. ^ 小林 1940, 173頁.
  11. ^ 『偕行』第285号、陸修偕行社、1974年12月、37頁。
  12. ^ 『官報』第4438号・付録「辞令二」1941年10月23日。

参考文献




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