園石(Sonolite)


愛知県北設楽郡設楽町田口鉱山
Mn92+(SiO4)4(OH,F)2 画像の幅約5mm、標本の幅約6.5cm
左側写真中の小さなオレンジ色の小粒が園石です。
1963年に京都府相楽郡和束町園鉱山で発見された鉱物です。
園石(Sonolite)

京都府相楽郡和束町園鉱山
Mn92+(SiO4)4(OH,F)2 画像の幅約1.5cm
写真中の赤褐色の部分が園石です。
京都府の園鉱山で発見れた鉱物で、園鉱山で発見されたことから
園石と名付けられました。
斜ヒューム石のマンガン置換体となる鉱物です。
園石
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/01/10 07:02 UTC 版)

園石(そのせき、 Sonolite)は、1963年に発表された日本産新鉱物で、九州大学の鉱物学者吉永真弓により、京都府相楽郡和束町の園マンガン鉱山から発見された[1]。 化学組成はMn2+9(SiO4)4(OH,F)2で、単斜晶系。ヒューム石グループの単斜ヒューム石(Clinohumite)サブグループに属し、単斜ヒューム石のマグネシウムをマンガンで置き換えた組成の種である。発見地の鉱山名から命名された。
1982年に承認されたジェリーギブス石(斜方晶系)は園石の同質異像である。
脚注
- ^ Yoshinaga, M. (1963): Sonolite, a new manganese silicate mineral. Mem. Fac. Sci., Kyushu Univ., Ser. D Geology, 14, 1, 1-22.
関連項目
外部リンク
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