国際的な活動の広がり
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その後、自身のアルバム制作や、カロリーナ・ゴチェヴァやエレナ・リステスカ、マーヤ・グロズダノフスカ・パンチェヴァなどの歌手への楽曲の提供のほか、クロアチアのザグレブやスプリトでのコンサートやモンテネグロのスンチャネ・スカレ2006への参加など旧ユーゴスラビア各地でのコンサートや音楽祭への参加などを通じて、マケドニアを代表する歌手としてユーゴスラビア諸国でその地位を確固たるものとしていった。ヒット曲をクロアチア語で歌ったベスト盤と、新作『Zelim Ti Reci』という2枚のクロアチア語のアルバムも発売された。2009年にはブドヴァ・フェスティバルやスンチャネ・スカレ、オパティヤ・フェスティバルなどで受賞歴を重ねたほか、往年のユーゴスラビアのロック・バンド、インデクシ(Indexi)のトリビュート・ツアーに加わり旧ユーゴスラビア各地を回った。 また、2006年にはアルバニアの歌手・レディナ・チェロに、音楽祭ケンガ・マジケ(Kënga Magjike)参加曲を提供した。翌年には自らゲスト・スターとして同音楽祭に参加、2008年にはヨニダ・マリチ(Jonida Maliqi)の参加曲「Njëri Nga Ata」を作曲して同大会で優勝、ケンガ・マジケの史上で初めて、非アルバニア人の作曲による優勝となった。 2010年には、プロデューサにクロアチア人のダルコ・ユラノヴィッチ(Darko Juranović)とティホミル・プレラドヴィッチ(Tihomir Preradović)を迎え、ミロスラヴ・ルス(Miroslav Rus)やモンテネグロのランボー・アマデウス(Rambo Amadeus)、スロベニアのマルコ・ヴォゼリ(Marko Vozelj)、ボスニア・ヘルツェゴビナのエディン・カラマゾヴ(Edin Karamazov)がゲスト歌手として参加するアルバム『Poraka』が発売された。収録曲はマケドニア語とクロアチア語で収録され、マケドニア以外ではクロアチア語版が発売された。 2011年11月、カリオピはユーロビジョン・ソング・コンテスト2012のマケドニア代表に選出された。2012年5月にアゼルバイジャンのバクーで開催される同大会に出場し、マケドニア代表として歌う。
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