国内のムスリム移民
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/20 13:45 UTC 版)
「ブラジルのイスラム教」の記事における「国内のムスリム移民」の解説
マレの反乱の後、中東や東南アジアからムスリムが移住。約1100万人ものシリア人やレバノン人移民(ほとんどがマロン系キリスト教徒)が国内各地に住んでいる。なかんずくムスリムが最も多く住むのはサンパウロである。 建築や料理もアラブ人が持ち込んだ文化の特徴を示す。ファストフードでさえ移民の影響から逃れておらず、アラブ料理のチェーン店であるアビーブスはファストフードチェーンとしては国内で2番目に大きい。また、シリアやレバノン系商人(ほとんどはキリスト教徒だが)が支配する織物業のような事業にも影響は及ぶ。サンパウロ市議会には弁護士出身のムスリム系議員が1人在籍。 数多くのモスクがサンパウロに点在しており、最古かつ最も多くの人を集めているものがド・エスタド通りにある。70年以上前に建立して以降、学校や図書館、食堂、多目的ホールなどを増設している。
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