国共内戦期以後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/02/07 18:34 UTC 版)
日中戦争(抗日戦争)後の1945年(民国34年)、盧作孚は太平洋輪船公司を設立した。上海を拠点にして、香港、台湾、ついには日本、東南アジアとの海運事業にまで拡大し、成功している。国共内戦終結後、盧作孚は一時香港に寓居した。まもなく周恩来の招聘に応じて北京入りし、中国人民政治協商会議全国委員会委員、西南軍政委員会委員などを歴任している。 しかし、国内の政策が社会主義改造へと傾く中で、盧作孚は次第に中国国内で「官僚資本家」として糾弾されるようになる。1952年2月8日、盧は重慶で憂悶のうちに死去した。享年60(満58歳)。現在の中国では盧の名誉は回復され、「民族資本家」としての功績を高く評価されている。
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