困窮する人々との連帯
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/15 10:16 UTC 版)
テゼ共同体は、献金および遺産などを一切受け取らないため、目に見える形で貧しい。ブラザー・ロジェは、貧しさに留まることは、「キリストの再来を喜びのうちに待ち望むこと、そして日ごとの糧に欠く世界中の人々と心から連帯すること」であると書いている。 フランスのテゼには、うち約70名のブラザーが生活し、その他のブラザーたちは、アジア、アフリカおよび南米の最も貧しい地域に住む。数名のブラザーから成る「フラタニティー」("fraternity")または「テゼ・ハウス」と呼ばれる小さな共同体で、困窮にある地域の人々と苦悩と喜びを共有しながら、やはり毎日3回の祈りを中心とした労働の生活を送っている。現在アジアには、バングラデシュと韓国にテゼの家がある。
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