回外剰筆
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 23:36 UTC 版)
原典には、馬琴による小説仕立ての「あとがき」が置かれている。里見家の事跡を尋ねる廻国の頭陀(僧侶)との会話という形式で、馬琴が用いた参考史料の開示、里見氏の史実(当時の軍記物にもとづく)や安房の地理の解説がなされている。このほか、著者の失明の事実が読者に明かされ、筆記者お路との労苦が語られるとともに、お路への慰労の言葉が書かれている。
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