四海波駅とは? わかりやすく解説

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四海波駅

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/29 03:59 UTC 版)

四海波駅
1959年
帰属:国土交通省「国土画像情報(カラー空中写真)」
配布元:国土地理院地図・空中写真閲覧サービス
しかいなみ
SHIKAINAMI
富貴 (1.4 km)
(1.4 km) 布土
所在地 愛知県知多郡武豊町大字冨貴字下石神
所属事業者 名古屋鉄道
所属路線 河和線
キロ程 23.7 km(太田川起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1932年昭和7年)7月1日
廃止年月日 1972年(昭和47年)4月1日
備考 無人駅
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四海波駅(しかいなみえき)は、かつて愛知県知多郡武豊町冨貴にあった名古屋鉄道河和線

歴史

駅東側の四海波海岸沿いの笠松集落には別荘が点在し、当駅はその玄関口として開設された[1]。四海波海岸には竜宮海水浴場があり別荘地として賑わっていたが、1959年昭和34年)の伊勢湾台風の被害を受けて衰退したという[2]。後に、四海波海岸の大半は埋め立てられ、武豊火力発電所が設置されたため、往時の面影はほとんどない。

駅周辺に民家は少なく駅利用者数も伸び悩み、1972年(昭和47年)に隣の布土駅と統合され廃止された[3]。統合に際して、布土駅は四海波駅から河和駅寄り約500m先に移転したが、同駅も2006年平成18年)に廃止されている[4]

駅構造

ホームは片側1面。小さな待合室が設置されていた[1]

隣の駅

名古屋鉄道
河和線
特急急行準急
通過
普通
富貴駅 - 四海波駅 - 布土駅

脚注

  1. ^ a b 森靖雄(監)『知多半島の昭和』樹林舎、2012年、175頁。ISBN 978-4-902731-45-3 
  2. ^ 浦島太郎伝説 - 武豊町観光協会
  3. ^ 武豊町誌編纂委員会(編)『武豊町誌 本文編』武豊町、1984年、795頁。 
  4. ^ a b c 今尾恵介(監修)日本鉄道旅行地図帳』 7 東海、新潮社、2008年、47頁。 ISBN 978-4-10-790025-8 
  5. ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、873頁。 

関連項目




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