四方領域の王
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/12/17 19:03 UTC 版)
ナラム・シンはサルゴン以来用いてきた「世界の王」(シュメール語:Lugal kiš ki)に替えて、四方領域の王(シュメール語:Lugal kibratim arbaim)を名乗った。これは支配地が大幅に広がったことに対応して新たに作られた称号であると考えられる。またその後には自らを他の神々に依頼されてアッカドの神となったとし、文書類の自分の名前に神を意味する限定符を付けさせた。 この王の神格化は、彼以後のメソポタミアの王たちに引き継がれることになる。
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