唯識系の論書
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『唯識三十頌』(Triṃśikā-vijñaptimātratāsiddhi) - 後に多くの論師によって注釈書が作られ、唯識の基本的論書となる。 『唯識二十論』(Viṃśatikā-vijñaptimātratāsiddhi) 『大乗成業論』(業成就論・Karmasiddhi) 『大乗五蘊論』(Pañcaskandhaka) 『三性論』(Trisvabhāva[-nirdeśa]) 『大乗百法明門論』 - 玄奘の訳とするが諸説あり、また、内容的に世親ではなく後世の作である可能性もある。 『仏性論』 - この論は、内容的には『宝性論』の抄訳を解説したものなので、訳者の真諦またはその師僧の著作とする説もある。
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