哲学的・非哲学的な発展
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/13 09:56 UTC 版)
「フランソワ・ラリュエル」の記事における「哲学的・非哲学的な発展」の解説
ラリュエルは自らの仕事を5つの時期に分割している。すなわち、哲学Ⅰ(1971~1981年)、哲学Ⅱ(1981~1995年)、哲学Ⅲ(1995~2002年)、哲学Ⅳ(2002~2008年)、哲学Ⅴ(2008年~現在)である。哲学Ⅰにて、ラリュエルはニーチェ、ハイデガー、ドゥルーズ、デリダの概念を転覆しようと試みている。この初期の時点ですでに、哲学に対する超越論的な姿勢を採ることに対するラリュエルの関心が伺える。哲学Ⅱでは、哲学それ自身に対して超越論的なアプローチを展開しようとする確固たる努力がなされている。しかしながら、ラリュエルが述べるところによると、非哲学プロジェクトが本格的に開始されたのは、哲学Ⅲの時期に入ってからである。
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