吟遊名華
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「吟遊名華」(ぎんゆうめいか)は、『りぼん』2001年11月号に掲載され『満月をさがして』2巻に併録されている、種村にとって4年振りとなる読切作品。 題名は、吟遊詩人の「吟遊」と美しい花を意味する「名花」と同じ意味の「名華」からつくられた作者の造語である。 音大付属中学に推薦してもらうためコンクール優勝を目指す桐生秋吉(きりゅう あきよし)と、彼が隠れて練習していた場所で出会った「桜の精」を名乗る少女花音の交流を描いた作品。 問題があったため本作の収録を諦めていたが、周りの支えによって修正の上で単行本に収録した旨を種村が述べている。単行本において種村は何が問題であったかは具体的に述べていないが、雑誌掲載時の冒頭に「一人では弾けない "カノン" という曲をなぜか一人で弾かされることになった」という設定があったものが、「皆が自由曲の中一人だけ課題曲 "カノン" を弾かされることになった」という設定に置き換えられている。
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