吉沢章とは? わかりやすく解説

吉澤章

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/10 15:59 UTC 版)

吉澤章

吉澤 章(よしざわ あきら、1911年[1]3月14日 - 2005年[1]3月14日)は、栃木県河内郡上三川町出身の折り紙作家[1]日本の創作折り紙の第一人者であるとともに、折り紙の世界的な普及に尽力したことで知られる。

生涯

12歳で上京し、様々な職業に就いた[1]。幼い頃より折り紙が好きで[1]、1938年より独学で折り紙の本格的な研究を始めた吉澤は[1]、1954年に初の著書である「折り紙芸術」を刊行。同年に「国際折り紙研究会」を創設した[1]。1966年からは、外務省から折り紙講師としてオセアニアヨーロッパへ派遣されるなど、世界各地で作品展、講演を行って折り紙の普及に努めた。

晩年も精力的に活動を行っていたが、2005年3月14日に肺炎のため東京都板橋区の病院で死去。ちょうど94歳の誕生日だった。

2012年3月14日、吉澤章の生誕101年を記念して、Googleのホームページのロゴが「折り紙」バージョンとなった(画像)。

著書

  • 「新らしいおりがみ芸術 第1集(作品と折り方)」、折紙芸術社、1954年
  • 「折り紙読本 : あそびから創作まで 第1」、緑地社、1957年
  • 「たのしいおりがみ」(トッパンの図工えほん)、フレーベル館、1963年
  • 「やさしいおりがみ」(吉沢章創作おりがみ集 ; 3)、フレーベル館、1971年
  • 「たのしいおりがみ」(吉沢章創作おりがみ集 ; 1)、国際折り紙研究会、1974年
  • 「やさしいおりがみ」(吉沢章創作おりがみ集 ; 3)、国際折り紙研究会、1974年
  • 「おりがみえほん」(吉沢章創作おりがみ集 ; 2)、国際折り紙研究会、1974年
  • 「美しい折り紙 : 吉沢章創作折り紙作品集」、鎌倉書房、1974年
  • 「たのしいおりがみ」(吉沢章創作おりがみ集)、鎌倉書房、1978年
  • 「やさしいおりがみ」(吉沢章創作おりがみ集)、鎌倉書房、1978年
  • 「おりがみえほん」(吉沢章創作おりがみ集)、鎌倉書房、1978年
  • 「母と子のたのしい折り紙」、家の光協会、1979年
  • 「折り紙博物誌 2 (季節と行事)」、鎌倉書房、1979年
  • 「折り紙博物誌 1 (動物のいろいろ)」、鎌倉書房、1979年
  • 「創作折り紙」(NHK婦人百科)、日本放送出版協会、1984年
  • 「吉沢章の楽しい折り紙」、主婦の友社、1985年
  • 「折り紙読本 2」、鎌倉書房、1986年
  • 「生命豊かな折り紙 : 創作折り紙作品集」、双樹舎、1996年
  • 「折り紙読本 2」、ニューサイエンス社、1998年
  • 「折り紙読本 1」、ニューサイエンス社、1999年
  • 「折り紙博物誌 2 (季節と行事)」、ニューサイエンス社、2000年
  • 「折り紙博物誌 1 (動物のいろいろ)」、ニューサイエンス社、2000年
  • 「やさしいおりがみ」(吉沢章創作おりがみ集 ; 1)、ニュー・サイエンス社、2005年

受賞

出典

  1. ^ a b c d e f g 読売新聞 栃木版 2020年8月11日 21面掲載

外部リンク


吉沢 章(よしざわ あきら)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/08/11 22:38 UTC 版)

紅色HERO」の記事における「吉沢 章(よしざわ あきら)」の解説

野高2年男子バレー部員高橋後釜キャプテンになったが、3年生引退しレギュラー全て1年生であることに不満を持ち以外の他の2年生部員とともに退部する。

※この「吉沢 章(よしざわ あきら)」の解説は、「紅色HERO」の解説の一部です。
「吉沢 章(よしざわ あきら)」を含む「紅色HERO」の記事については、「紅色HERO」の概要を参照ください。

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