吉三郎一家 / お高一家
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/10 01:08 UTC 版)
「風の市兵衛シリーズの登場人物」の記事における「吉三郎一家 / お高一家」の解説
太日の吉三郎(ふといのきちさぶろう) 葛西の柴又村、西利根村、小岩村を縄張りにするヤクザの親分。情に篤いと土地の人たちにも慕われていて、陣屋から十手も預かっていた。あちこちで乱暴狼藉を働いていた蒲寺の虚無僧たちが縄張り内の村々に出入りしないよう目を光らせていたが、その後何者かに暗殺される。 お高(おたか) 吉三郎の長女で、吉三郎亡き後一家を率いている。22歳。手下には「姉御」と呼ばれている。 お登茂(おとも) 吉三郎の次女。20歳。手下からの呼称は「姉さま」。 お由(およし) 吉三郎の三女。17歳。手下からの呼称は「お嬢」。市兵衞が一家を最初に訪問した際に応対し、若い女性(青のこと)など来ていないと返答した。 金次郎(きんじろう) 代貸。60歳。数十年吉三郎に仕えてきた一家の長老で、吉三郎亡き後お高を脇で支えている。手打ち後に文蔵一家がお高一家に因縁をつけてくることについて話をつけに行ったが、殺されてしまう。 周助(しゅうすけ) 若い衆のまとめ役。23歳。文蔵一家との出入り後、代貸に就任した。 多吉(たきち) 若い衆。18歳。文蔵一家に太吉と共に暴行されていたところを市兵衞に助けられた。 甲平(こうへい)、又一(またいち) 若い衆。文蔵一家に因縁をつけられ喧嘩騒ぎを起こした。 文五(ぶんご) 小僧。13歳。 雁平(がんぺい) 下働きの老僕。吉三郎が若い頃から働いている。文蔵一家との出入りでは、多吉を斬ろうとしていた巳吉を背後から竹槍で刺し、討ち取った。 黒(くろ) 吉三郎が飼っていた猫。吉三郎以外には懐こうとしない。
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