合理的行為者モデル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/12 14:52 UTC 版)
合理的行為者モデルは、問題認識及び問題評価の客観性、国家的利益の選定や優先順位についての国内的な了解、国益達成のための全ての手段が提示されること、費用対効果から考えて便益最大化の手段が選択されること、という前提に基づき対外政策は合理的に行われるというモデルである。合理モデルとも言う。 ただし、客観性や国内的要因の点で上記の前提と政策決定の現場の状況は異なっており、また合理的行為者モデルで重大な国益という概念についても、客観的な観点から評価することは難しいと考えられている。
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