各国における風習
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 17:01 UTC 版)
現代の大韓民国では、寒食節は元旦や端午、秋夕と並ぶ4大名節(朝鮮語版)の1つとして、節祀や茶礼と呼ばれる先祖の祭祀を行う。茶礼は墓のメンテナンスであり、寒食節と秋夕は多くの韓国人が墓参に行く。寒食は特に冬の間に円形の封墳に生じた裂け目や窪みなどを補修して表面の芝を張り替えるが、近年は公園墓地の管理機関に作業を任せるケースも少なくない。その後に供物を捧げ、寒食の際に移葬や改葬を行うこともある。寒食節は冬至から105日目とされて太陽暦で4月5日頃にあたり、植樹に適当な時期のためこの日は植樹日(식목일、シンモギル)という記念日になっている また、ベトナムでは北部を中心に旧暦3月3日にテットハントゥック(Tết Hàn thực)という寒食節由来の行事があり、バイン・チョイおよびバイン・トイ(Bánh trôi - bánh chay)という餅菓子を食べる。墓参りなどの風習は特にない。
※この「各国における風習」の解説は、「寒食節」の解説の一部です。
「各国における風習」を含む「寒食節」の記事については、「寒食節」の概要を参照ください。
- 各国における風習のページへのリンク