台車と車体の構成
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/19 15:38 UTC 版)
「日本ロッキード・モノレール」の記事における「台車と車体の構成」の解説
台車は川崎車両が開発した2軸ボギー台車である。ボギー台車は、駆動輪、上部安定輪、下部安定輪のほか、集電装置、電動機、ギヤボックス、ブレーキ等を搭載している。台車は完全にフラットな床下に収納され、1車両に前後2台配置される。 ボギー台車を1車両に前後2台配置する、このような車体の構成は、通常の鉄道車両ではよく見られるもので、跨座式モノレールにおいても現在では一般的なものである。しかし、1960年代前半当時、アルヴェーグ式モノレールは一軸台車を使用、東芝式モノレールは一軸台車と連接ボギー台車の組み合わせ使用していた。ボギー台車のみを用いたロッキード式の車体構成は、跨座式モノレールとしては先駆的なものであった。
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