台枠に使用する鋼材を小断面化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 18:09 UTC 版)
「国鉄トキ900形貨車」の記事における「台枠に使用する鋼材を小断面化」の解説
従来、中梁には250×90溝形鋼(チャンネル材)を使用していたが、これを側梁と同一の180×75溝形鋼に変更した。これによって製造に必要な鋼鉄の量を抑え、使用する鋼材の種類も絞り込んで、厳しい資材供給事情への対策とした。しかし、一方で台枠構造の脆弱化を招き、戦後の転用を困難にした。この頃、戦時中の酷使もあいまって台枠が屈曲する事故を起こしている。
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