古代の村
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/08 02:44 UTC 版)
1961年(昭和36年)の旧三森隧道の工事の際に発見された遺跡で、発見当時は標高800mにある高地性遺跡として注目された。山の東南側のゆるい傾斜地に数戸の住居があったものと推定される。出土したものとしては、三角文、錘歯文、円形等の彫刻文沈線による文様、撚糸文などが施された鉢型の縄文土器など。 遺跡はその保存のため、学術調査後に地下に埋め戻され、その上に縄文時代当時の住居を再現した「古代の村」が建設された。場所は登山道が三森隧道の入口の真上付近を通過する場所近く。しかし、三森隧道の廃道によりアクセス方法が登山道だけになり、その登山道も一部が廃止される予定のため、次第に自然に還りつつある。
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