口腔内科の治療対象
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/20 05:57 UTC 版)
口腔内科では口腔内に関連するあらゆる疾患を診断・治療対象とし、医科的知識に基づく全身的評価の後、早期発見による最小限の外科的手術や、器官温存のための内科的アプローチを特徴とする。具体的には、口腔悪性腫瘍、良性腫瘍、口腔粘膜疾患、唾液腺疾患、口腔顎顔面領域に生じる変形、外傷、嚢胞、顎関節疾患、口腔顔面領域の神経疾患、口腔乾燥症、口臭、味覚障害、舌痛症、顎顔面領域の神経性疼痛・麻痺、口腔内と関連する精神疾患(口腔心身症)などがあげられる。以上のように口腔内科は広範にわたるため、口腔内科を担当する医師には口腔内に発生する多様な疾患の診断・鑑別を行う能力と経験が要求され、関連医科・検査施設との密接な連携の上での診療システムが必要となる。
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