口紅にまつわるエピソード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/25 05:10 UTC 版)
男性が女性に口紅を贈る場合に、「少しずつ取り戻したい」などという気障な言葉が添えられることがある。 江戸時代に京都で作られた上質の紅は「京紅」と呼ばれており、同じ重さの金に匹敵する価値を持つ高級品であったため、男性が意中の人の好意を得る決定打として贈り物に重宝された。 口紅を塗る動作そのものを「紅を引く(べにをひく)」と表現することがある。古くは薬指のことを「紅差し指」とも呼んだ。→艶紅 かつて春先の化粧品のキャンペーンや、プロモーション活動の中心商品といえば口紅であった。しかし最近では口紅だけではなく、アイカラー、チークカラーなどをあわせて商品開発をし、トータルイメージを提案をする方法に変わってきた。
※この「口紅にまつわるエピソード」の解説は、「口紅」の解説の一部です。
「口紅にまつわるエピソード」を含む「口紅」の記事については、「口紅」の概要を参照ください。
- 口紅にまつわるエピソードのページへのリンク