双子山信号場とは? わかりやすく解説

双子山信号場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/10 23:09 UTC 版)

双子山信号場
構内配線図 A:見老津方 B:周参見方
ふたごやま
Futagoyama
見老津 (5.7 km)
(3.3 km) 周参見
所在地 和歌山県西牟婁郡すさみ町和深川
所属事業者 西日本旅客鉄道(JR西日本)
所属路線 紀勢本線(きのくに線)
キロ程 250.7 km(亀山起点)
新宮から70.5 km
電報略号 フコ
駅構造 地上駅
ホーム 2線
開業年月日 1965年昭和40年)2月27日[1]
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施設遠景(敷地外から)

双子山信号場(ふたごやましんごうじょう)は、和歌山県西牟婁郡すさみ町和深川にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)紀勢本線信号場である。見老津駅周参見駅の間が単線で約10kmもあるため、開設された。きのくに線の区間内では唯一の単線交換信号場である。和歌山駅 - 紀伊田辺駅間複線化以前には南広信号場(現、広川ビーチ駅付近)があった。

構造

列車交換用に設けられた信号場である。海側の線路(1番線)を本線とした一線スルー式となっており、副本線である内陸側の線路(2番線)をともども双方向に出発信号機を備えている。そのため、行違いのない限りは上下方向に関係なく1番線を通行し、2番線は行違い待ちを行う列車のみが運転停車する。1番線周参見方、2番線見老津方に、それぞれ安全側線が設けられており、通常は無人の信号所で和歌山指令所にて遠隔操作・監視をしているが、毎年1回串本駅白浜駅合同で異常時取扱い訓練を行っている。旅客を乗り降りを行う予定はない。

歴史

周辺

双子山の山裾にあり、山の谷間を縫って設置されており、移動手段は国道42号を走る路線バス以外交通機関はない。

隣の施設

西日本旅客鉄道(JR西日本)
紀勢本線
見老津駅 - (双子山信号場) - 周参見駅

脚注

  1. ^ a b c 石野哲(編)『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 Ⅱ』(初版)JTB、1998年10月1日、377頁。ISBN 978-4-533-02980-6 

関連項目





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