参考館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/26 08:54 UTC 版)
参考館は、1870年(明治3年)に建造された旧久美浜県の県庁舎の一部分、具体的には玄関棟にあたる部分を、1923年(大正12年)に譲り受け、神谷神社境内に移築したものである。神谷太刀宮神社の神職である佐治氏は、現存する最古の記録で706年(慶雲3年)には神職として神谷太刀宮神社に代々奉務し、『京都府熊野郡誌(全)』の編纂主任にも名を連ねる。当初は「太刀宮考古館」と呼ばれた「参考館」の建造は、郷土にまつわる古文書や古器物など歴史的な史料を蒐集し、郷土研究に役立てることを目的とされた。後に、社務所、祈祷所と位置付けられるが、2020年(令和2年)現在は老朽化により立ち入りは制限されている。 京都府指定文化財となっている。(本項「文化財」節で詳述)
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