参入の影響
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Orangeの携帯電話加入者は2011年1~3月に169.7万人増加したものの解約数は231.2万人となり、61.5万人の純減となった。 市場占有率第2位のSFRは2012年第1四半期のポストペイド加入者の減少数は27.4万人だったものの、プリペイド加入者の減少を含めると約62万人の純減となり、既存3事業者で最も純減数が多く、Franck Esser CEOが辞任した。ブイグ・テレコムは2012年第1四半期に37.9万人(ポストペイド:21万人、プリペイド:16.9万人)の加入者が減少した。 最も影響を受けたのは当時30社以上もあった仮想移動体通信事業者 (MVNO)で2012年第1四半期にはMVNOがフランス市場に参入して以来、初めて加入者が減少する事態となり、それらの多くはフリー・モバイルと既存の3社の低価格化競争の煽りを受けて淘汰された。そのようなMVNOの一社であるヴァージン・モバイルは2012年1~2月に2.4万の加入者減となった。その後、4月以降は加入者は増加傾向にあり、再び2011年末のレベルに戻ったと発表されたが、これは2015年に事業をSFRへ売却する布石になったと考えられる。
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