原詩の扱いに関して
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/06 07:35 UTC 版)
「千の風になって」の記事における「原詩の扱いに関して」の解説
イギリスの日刊紙『タイムズ』によると、『千の風になって』の原詩である『Do not stand at my grave and weep』は、アメリカ人女性メアリー・フライの作品とされる。詩の起源としてはこの説がもっとも有力とされるが、海外においてもまだ論争はあり、確実な説というわけではない。 訳詩者である新井満は、単行本版『千の風になって』において、原作者をめぐる複数の説のひとつとしてメアリー・フライの名前を挙げているものの、決定的な説としては紹介しておらず、作者不詳とするのが最も適切だと主張していた。その後、建築家の井上文勝による著書『「千の風になって」 紙袋に書かれた詩』の原稿を出版前に読み、納得のいく解答として、メアリー・フライ説を支持している。
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