原爆投下時の状況
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/25 07:50 UTC 版)
原爆投下時に広島文理科大学本館(のち広島大学理学部1号館)内にあった総監府庁舎内の副総監室で被爆した。とっさに机から身をよじったことで一命を取り留めた。服部は総監府庁舎から脱出し、二葉山の防空壕に移動した第二総軍司令部に到り、大塚惟精総監の死去と、総監府を始め市内行政機関の機能喪失を告げ、総軍に事態の収拾を委任した。当日の午後五時頃に戦災時の緊急避難先に指定されていた市内比治山下の多聞院に到着し「仮総監府」を設置。その後、高野源進広島県知事、石原虎好警察部長と協議を行い、高野知事に戦災処理を一任した。
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