原料による性状の差異
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/16 01:11 UTC 版)
「バイオディーゼル」の記事における「原料による性状の差異」の解説
原料となる油脂はそれぞれ性状が異なるため、バイオディーゼル燃料自体の性状も原料により異なったものとなる。 菜種油、ひまわり油、コメ油:酸化しやすい パーム油、ココナッツ油、牛脂:低温で固まりやすい 魚油:低温でも固まりにくいが、熱でスラッジが発生しやすい とりわけ廃食用油は様々な油脂が含まれうるものであることから、個々の原料の性状に大きなばらつきがある。それゆえ、廃食用油を原料とする場合は特に、小規模での製造では製品の品質が極めて不安定なものとなることから、品質を安定させるためには一定程度大規模なプラントで製造を行う必要がある。
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