卵母細胞の早期死滅による性腺機能不全
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/06 01:07 UTC 版)
「ターナー症候群」の記事における「卵母細胞の早期死滅による性腺機能不全」の解説
典型例では誕生時にすでに卵巣が痕跡的になっており、エストロゲンやプロゲストロンの分泌がないので第二次性徴の欠如、原発性無月経(一度も月経が来ない)などが見られるが、卵巣の退行変性が軽度な場合は思春期になっても卵母細胞が残り月経が見られる場合もある(やがて消失する)。副作用としてはエストロゲン分泌が不良なため骨量が正常女性の60%ほどしかなく無治療では骨粗鬆症になりやすい。
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