占領下の名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 16:37 UTC 版)
戦後の占領期に仙台に進駐した連合国軍(主に米軍)により、中心部の道には日本語名とは無関係に英語名が付けられた。東西道は Street(ストリート)、南北道は avenue(アヴェニュー)で統一され、ニューヨーク市のマンハッタンと同様であった。また、東西道には樹木の名称、南北道にはアメリカ合衆国の都市名が付された。例えば、東西道の場合は、北一番丁がDogwood Street、大町がHickory Street、南町通がMaple Street、南北道の場合は、木町通がChicago Avenue、通町がEl Paso Avenue、東二番丁がFargo Avenue など。占領中はこれらの英称が各通りに掲示されたが、日本人には使用を強要しなかったため現在は用いられない。 仙台市歴史民俗資料館に当時米軍が使用していた市街地の地図が保管されており、時折展示される場合がある。
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