単流NRZ(L)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/10/22 08:50 UTC 版)
「Non-return-to-zero」の記事における「単流NRZ(L)」の解説
「1」は伝送線路上の直流バイアス(通常は正)で表され、「0」はバイアスがない(0ボルト)ことで表される。このため、「オン・オフ・キーイング」とも呼ばれる。 単流NRZに固有というわけではないが、長い間変更を伴わない場合に同期が困難になるという欠点がある。 また、単流NRZに特有の問題として、送信直流レベルの存在がある。すなわち、周波数が0付近でも送信信号のパワースペクトルが0に近づかない。これは、2つの重大な問題を引き起こす。第一に、送信された直流電力は、他の符号化よりも大きな電力損失をもたらす。第二に、直流信号成分の存在は、伝送ラインがDC結合されることを必要とする。
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