南砺市立図書館
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/17 11:18 UTC 版)
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施設情報 | |
事業主体 | 富山県南砺市 |
管理運営 | 南砺市 |
条例 | 南砺市図書館条例[1] |
公式サイト | https://library.city.nanto.toyama.jp/ |
プロジェクト:GLAM - プロジェクト:図書館 |
概要
南砺市立中央図書館
南砺市福光7336番地4号に所在する。1915年に『町立福光図書館』として創立。2010年4月に『南砺市立中央図書館』として現在の福光会館1階に移転した[2]。
蔵書数は14万6千冊。図書館が入居している福光会館の建物は外壁全体がガラスグリーンのオープンな空間で、館内は段差の無いワンフロア、授乳室や多目的トイレ、飲食コーナー等がある。日本画家石崎光瑶の西端の地は、この図書館となる[2]。
南砺市立城端図書館
南砺市城端953番地に所在する。1922年、『城端町立平和記念図書館』として創設。1976年に現在地に移転した[3]。
蔵書数は8万9千冊。鉄筋コンクリート造3階建てで、1階に一般書、2階に児童書、3階に書庫を設けられている[3]。
南砺市立平図書館
南砺市下梨2271番地に所在する[3]。1980年から1981年にかけて建設され、1981年10月6日に竣工した平若者センター『春光荘』内の資料室が1982年3月1日に『平村立図書館』となった[4][3]。2004年には春光荘改修に合わせて、1階フロア全面が図書館となった[3]。
蔵書数は約2万5千冊[3]。
南砺市立井波図書館
南砺市山見1400番地に所在する[5]。1882年11月、井波町の有志により北越井波書籍館が設立された(富山県内の公共図書館の始まりとされている)[6]。1932年4月20日[7]に昭和会館内に設けられた私立図書館『昭和図書館』が、県知事の認可を受け『井波町立図書館』となる[6][8]。1941年4月に瑞泉会館へ移転し[8]、1984年3月に現在地へ移転した[9]。
蔵書数は約9万9千冊。かつての真宗大谷派井波別院瑞泉寺の再建とともに生まれた井波彫刻の技術継承となるよう美術工芸資料も多く収集している[5]。
南砺市立福野図書館
南砺市やかた100番地の福野文化創造センターヘリオス内に所在する[5]。
1919年に私立『授眼蔵仏教図書館』として西方寺境内に開館し、1949年に旧福野町に移管され『福野町立授眼図書館』に改称。1991年3月、現在地の福野文化創造センターヘリオス内に移転した[5]。
蔵書数は約15万冊[5]。
図書サービスコーナー
- 上平図書サービスコーナー(南砺市上平細島879番地、上平市民センター内)[10]
- 利賀図書サービスコーナー(南砺市利賀村171番地、利賀市民センター内)[10]
- 井口図書サービスコーナー(南砺市蛇喰1009番地、井口市民センター内)[10]
脚注
- ^ “南砺市立図書館条例”. 南砺市例規集. 2023年9月13日閲覧。
- ^ a b 『とやまの図書館ガイドブック』(2023年3月31日、富山県図書館協会発行)24頁。
- ^ a b c d e f 『とやまの図書館ガイドブック』(2023年3月31日、富山県図書館協会発行)25頁。
- ^ 『越中五箇山 平村史 上巻』(1985年5月20日、平村発行)1279頁。
- ^ a b c d e 『とやまの図書館ガイドブック』(2023年3月31日、富山県図書館協会発行)26頁。
- ^ a b 南砺市立井波図書館(とやま学遊ネット、2023年9月16日閲覧)
- ^ 『井波町史 下巻』(1970年2月10日、井波町発行)年表36頁。
- ^ a b 『井波町史 下巻』(1970年2月10日、井波町発行)年表37頁。
- ^ 『井波 歴史のうねり六〇〇年』(1990年4月1日、千秋兼治著、井波町開町六〇〇年記念委員会発行)346頁。
- ^ a b c 『とやまの図書館ガイドブック』(2023年3月31日、富山県図書館協会発行)27頁。
関連項目
外部リンク
- 南砺市立図書館のページへのリンク