南京安全区国際委員会とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 南京安全区国際委員会の意味・解説 

南京安全区国際委員会

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/15 16:46 UTC 版)

南京安全区国際委員会(なんきんあんぜんくこくさいいいんかい、英語: The International Committee for Nanking Safety Zone)は、日中戦争初期の南京戦に際し、南京から避難できない貧しい市民の救済を目的に掲げ、南京城内の一角に南京安全区英語版(難民区)を設定した組織。ドイツ人ジョン・ラーベを委員長とし、メンバーの多くはアメリカ人宣教師だった[1]


注釈

  1. ^ バージニア大学TOKYO WAR CRIMES TRIAL DIGITAL COLLECTIONには「Documents of the Nanking Safety Zone. Edited by Shuhsi Hsu, PhD, sometime adviser to the Ministry of Foreign Affairs. Prepared under the Auspices of the Council of International Affairs, Chungking." Printed by Kelly Walsh, Limited, Shanghai-Hong Kong-Singapore. 1939."」と説明してある。またブリティッシュコロンビア大学が公開しているDocuments of the Nanking Safety Zoneでも同様の紹介が記載されている。

出典

  1. ^ 笠原十九司 2005
  2. ^ a b c d 冨澤繁信 2007, p. 42
  3. ^ マルシア・リスタイーノノルウェー語版 (2008) (英語). Jacquinot Safe Zone: Wartime Refugees In Shanghai. Stanford University Press. p. P81 
  4. ^ a b c 池田悠 2018
  5. ^ WAR IN CHINA: Safety Zones,7 November 1938,TIME.
  6. ^ 『東京朝日新聞』 1937年11月3日付朝刊 3面
  7. ^ 『東京朝日新聞』 1937年11月9日付朝刊 2面
  8. ^ 笠原十九司 2005, p. 78
  9. ^ 笠原十九司 2005, pp. 80–82
  10. ^ 池田悠 (2020). 一次史料が明かす南京事件の真実ーアメリカ宣教師史観の呪縛を解く. 展転社. pp. 54-58,76 
  11. ^ 冨澤繁信 2007, pp. 10–11
  12. ^ a b 池田悠 (2020). 一次史料が明かす南京事件の真実ーアメリカ宣教師史観の呪縛を解く. 展転社. p. 69 
  13. ^ a b c d 南京安全区と国際的大救援”. 北京週報日本語版 (2007年12月). 2022年9月29日閲覧。
  14. ^ a b 冨澤繁信『原典による南京事件の解明』
  15. ^ 徐淑希編Documents of the Nanking Safety Zone,文書69号。
  16. ^ バージニア大学所蔵原稿p.4.
  17. ^ 水野靖夫 2006, p. 64
  18. ^ 笠原十九司 2005, p. iii,v-ix
  19. ^ [1]Yale Univ.library.
  20. ^ 手記Virginia Historical Society,IPS Doc. No. 2466, Exhibit No. 309.
  21. ^ a b 冨澤繁信 2007, p. 10
  22. ^ 『南京事件資料集 アメリカ関係資料編』 1巻、青木書店、1992年10月15日、559頁。 
  23. ^ a b c d 冨澤繁信 2007, p. 36
  24. ^ 冨澤繁信 2007, p. 37
  25. ^ a b 東中野修道 1998
  26. ^ 冨澤繁信 2007, pp. 36–37
  27. ^ a b c 冨澤繁信 2004


「南京安全区国際委員会」の続きの解説一覧



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「南京安全区国際委員会」の関連用語

南京安全区国際委員会のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



南京安全区国際委員会のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの南京安全区国際委員会 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS