協奏曲とフーガとは? わかりやすく解説

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バッハ:協奏曲とフーガ ハ短調

英語表記/番号出版情報
バッハ:協奏曲とフーガ ハ短調Concerto e fuge c-Moll BWV 909

作品解説

2008年5月 執筆者: 朝山 奈津子

 協奏曲楽章フーガ組み合わせたきわめて珍しい例であるが、音楽内容からバッハの作ではないと考えられる
 協奏曲は、トゥッティ部分を「アンダンテ」、ソロ部分を「アレグロ」と称する1回目の「アレグロ」と2回目のそれは、左右入れ替えたになっている。が、トゥッティはすぐには回帰せず、三和音連打華麗なパッセージワークが延々と続く。こうした様式鍵盤曲と室内楽とを問わずバッハのものではあり得ない
 フーガ主題も、バッハ典型とはほとんど似つかないばかりか対位法的な展開はほとんど行なわれず、声部書法きわめて自由で、トッカータ風の走句や両手による和音連打随所挿入されている。




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