千葉桃三(ちば とうぞう)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/01 16:29 UTC 版)
「算法少女 (小説)」の記事における「千葉桃三(ちば とうぞう)」の解説
あきの父。上方出身の町医者で、特定の流派に属さない算法家。号は壺中隠者。進んだ算法を学ぶ夢を持って江戸に出てきたが、流派意識の強い関流の算法家に入門を断られ、今でも恨みに思っている。本人は壺中の隠者(世俗に惑わされず、内面の楽しみを追求する)を気取っているが、医師としては貧しい者を無料で診てやる人情家。たまにまとまった診察料が入ると算法の本を買ってしまい、家計はいつも逼迫していて妻や娘を心配させている。
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