千姫天満宮とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 千姫天満宮の意味・解説 

千姫天満宮

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 04:34 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
千姫天満宮
所在地 兵庫県姫路市山野井町1-3
位置 北緯34度50分29.5秒 東経134度41分20.1秒 / 北緯34.841528度 東経134.688917度 / 34.841528; 134.688917
主祭神 菅原道真
創建 1623年元和9年)3月
例祭 梅花祭
テンプレートを表示
神社参道にある「幸運の蛙、三福かえる」。

千姫天満宮(せんひめてんまんぐう)は兵庫県姫路市山野井町にある神社男山の中腹に鎮座している。

歴史

千姫との関係

千姫は天神天満宮菅原道真)を信仰しており天神の木像を祀っていた。1615年慶長20年[2])の大坂夏の陣で秀頼が自害し千姫は寡婦となるが、その翌年、1616年元和2年)には本多忠刻と再婚。1617年(元和3年)に忠刻が姫路に移封されると、千姫は本多家の繁栄を願い姫路の天門(乾・北西)の鎮めとするため1623年(元和9年)3月に男山に天満宮を建立し6枚の羽子板を奉納した[3]。千姫が生活していた姫路城西の丸から拝礼出来るように東向きに造営されており、千姫は長局の廊下から拝礼していたと伝わる。

千姫が奉納した羽子板に肖って絵馬は羽子板の形になっており、麓の店で販売している。また、切手を貼れば郵便物として郵送も可能。

学業成就の他、忠刻と千姫の夫婦仲の良さから恋愛成就の御利益もあるといわれている[4]

交通

  • 姫路駅から神姫バスで約7分。「市之橋・文学館男山千姫天満宮前」下車、北へ徒歩約5分。

周辺

脚注

  1. ^ 男山三社「千姫天満宮」(PDF)
    『播陽万宝智恵袋』(上巻)には「天満宮 祭神 菅神 池田輝政内室之建立」との記述があるため、千姫以前の池田輝政の頃には既に社があった可能性が高い。
  2. ^ 後水尾天皇の即位および大坂の陣などを理由として7月に元和へと改元された。
  3. ^ 姫路市広報推進員「〜「千姫」紀行@姫路〜」
  4. ^ 縁結びご利益めぐり(PDF)

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「千姫天満宮」の関連用語

千姫天満宮のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



千姫天満宮のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの千姫天満宮 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS