十二社神社(初王子社)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 01:50 UTC 版)
祭神は、スサノオの子である八王子権現、熊野十二所権現、山の神である十二神のいずれかである。社殿も神体もない神社で、3尺(≒90.9cm)ほどの石を祀る。大正期に石工がこの石に細工を施そうとしたが、病にかかってしまったという。十二社神社には眼病治癒の信仰があり、遠方からの参拝者もあった。これは石の加工中に破片が目に入って失明した人が他人に相談し、「その石に神がいるから祀らねばならない」と助言されその通りにしたところ視力が回復したという伝説に基づくものである。住民は神社を大切にしており、少人数の集落でありながら清掃は行き届いている。
※この「十二社神社(初王子社)」の解説は、「須野町」の解説の一部です。
「十二社神社(初王子社)」を含む「須野町」の記事については、「須野町」の概要を参照ください。
- 十二社神社のページへのリンク