化石賞と宝石賞
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/18 16:50 UTC 版)
「気候行動ネットワーク」の記事における「化石賞と宝石賞」の解説
気候変動枠組条約締約国会議(Conference of the Parties、COP)などの会期中、地球温暖化対策に対する姿勢が積極的でない国に対して「化石賞」、めざましいリーダーシップをとった国には「宝石賞」を贈っている。 化石賞は順位を付けて発表している。化石賞の1位を複数国とすることもある(COP18ではアメリカ、カナダ、ロシア、ニュージーランド、日本を1位とした)。宝石賞については条件付きとすることもある(2014年に日本を条件付きの宝石賞としている)。 また、長期間に渡る会期の中では、複数回、発表することもある。2021年11月のCOP26では、オーストラリアが「化石賞」を5回受賞して「金賞」となった。次いで、イギリス、アメリカ、ブラジルが、化石賞を2回受賞した。日本は1回、化石賞を受賞した。国際的にはほとんど注目されておらず、熱心に報じているのは日本のマスメディアしかいないとの指摘がある。また、「会期中、毎日、賞が発表されている」事などを一切報じずに、ただ1回受賞した日本の事のみセンセーショナルに報じるなど、報道の仕方にも問題がある。
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