動的アセンブリ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/17 19:41 UTC 版)
「DNAナノテクノロジー」の記事における「動的アセンブリ」の解説
最終的な生成物だけでなく、反応機構の中間ステップすべてを設計することでDNAセルフアセンブリの動力学を直接制御するアプローチ。ヘアピン構造を持つ出発物質が決まった順序でカスケード反応(英語版)を起こして最終的な配座にアセンブルする(鎖置換カスケード節参照)。このアプローチには一定温度で等温的に進行する利点があり、アセンブリをトリガーして正しく構造形成を行うために高温の熱アニーリングステップを必要とする熱力学的アプローチとは対照的である。
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