効用と弊害
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/07/16 03:24 UTC 版)
暗記の効率化、本試験中の時間削減に資するという効用がある。しかし、答案がどれも似通ったものとなり、自分の頭で考えていないものと、司法試験の試験委員経験者などに批判されている。この方法論への反射作用として、司法試験の出題において、典型的な論点に着目する問題が減って基礎的・全般的な内容を問う問題が増えたり、あえて、既存の論点とみせかけて、実は異なるという技巧的な出題が用いられたりするようになったと言われる。加えて、法科大学院が設置される際の理由の一つに司法試験予備校の弊害が語られ、その中でも特に槍玉に挙げられた方法論の一つである。 ^ 伊藤の本の記載による。岩崎茂雄からのメッセージ(2001年2月10日)によると『「ブロックカード」始めて世に出した時の作成者は、第一次的には、LECの有能なスタッフであり、それを専任講師がチャック(引用者注:原文ママ)し監修したのであり、LECは、特定の個人が作った「ブロックカード」を世に出したことは』ないとある。(後者の場合でも当時同校の専任講師であった伊藤が携わったのは間違いないといえる) この項目は、法分野に関連した書きかけの項目です。この項目を加筆・訂正などしてくださる協力者を求めています(P:法学/PJ法学)。
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