励磁モード
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/03 13:40 UTC 版)
「ステッピングモーター」の記事における「励磁モード」の解説
ステッピングモーターは、巻線への電流の与え方を変えることにより、特性を変えることができる。二相型のモーターについて以下に述べる。 一相励磁常に巻線一相のみに電流を流す。位置決め精度は良いが、減衰運動が残りやすい。 二相励磁二相に電流を流す。一相励磁の約2倍の出力トルクが得られる。 一-二相励磁一相と二相を交互に切り替えて電流を流す。一相励磁・二相励磁の場合のステップ角度の半分にすることができるので、滑らかな回転を得られる。前のセクションの説明図では、一-二相励磁を使っている。 マイクロステップ駆動(バーニア駆動)巻線への電流を単純なON/OFFではなく、二つの巻線の電流比率を細かく変えていくことで、より細かいステップ角度を得る手法。
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