助教による論文不正事件
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/05 00:43 UTC 版)
「京都大学iPS細胞研究所」の記事における「助教による論文不正事件」の解説
2018年1月22日、2017年2月にアメリカの科学誌『ステム・セル・リポーツ』に掲載された、研究所に所属する36歳の特定拠点助教が発表した血液脳関門機能を持つ細胞を作ったとする論文の図に改ざんがあったことを記者会見で発表。同助教と山中所長に対する処分の意向を発表した。京都大は同年3月28日付で、論文の11のデータを捏造・改ざんしたことで「大学の信用を傷付ける行為をした」として同助教を懲戒解雇処分とし、山中所長も監督責任があるとして処分した。ただし山中所長の処分は懲戒処分ではないため処分内容は公開しなかった。
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