助動詞が無い文の場合
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/20 09:16 UTC 版)
助動詞が無い肯定文を疑問文・否定文にするには、助動詞 do を用いる。その場合の do は主語の人称・数・時制に対応して語形変化する。その際の語順は、疑問文の場合「助動詞 do →主語 →本動詞」となる。例:Do you swim? 「あなたは泳ぎますか?」 例:Does he swim? 「彼は泳ぎますか?」 例:Did you swim? 「あなたは泳ぎましたか?」 ただしbe動詞と古風なイギリス英語における所有を表す have は、do を使わずに主語と倒置させて疑問文を作る。例:Are you a swimmer? 「あなたは泳者ですか?」 例:Have you a pen? 「ペンを持っていますか?」 否定文の語順は「主語→助動詞 do→副詞 not→本動詞」となる。一般に do と not が縮約して don't になる。疑問文と同様、be と古風なイギリス英語における have は、do を用いない。例:I do not swim. 「私は泳ぎません。」 例:He does not swim. 「彼は泳ぎません。」 例:You did not swim. 「あなたは泳ぎませんでした。」 例:I am not a swimmer. 「私は泳者ではありません。」 例:I have not any money. 「私はお金をまったく持っていません。」
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