加藤響_(野球)とは? わかりやすく解説

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加藤響 (野球)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/24 00:22 UTC 版)

加藤 響
横浜DeNAベイスターズ #37
2025年3月15日 横浜スタジアムにて
基本情報
国籍 日本
出身地 神奈川県厚木市
生年月日 (2002-06-15) 2002年6月15日(23歳)
身長
体重
180 cm
82 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 遊撃手
プロ入り 2024年 ドラフト3位
年俸 750万円(2025年)[1]
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

加藤 響(かとう ひびき、2002年6月15日 - )は、神奈川県厚木市出身[2]プロ野球選手内野手)。右投右打。横浜DeNAベイスターズ所属。

経歴

プロ入り前

厚木市立厚木小学校で1年生の時に野球を始め、6年時には横浜DeNAベイスターズジュニアに選出された[3]厚木市立厚木中学校在学時は硬式野球のクラブチームである海老名リトルシニアでプレーし、全国大会に出場した[2]

東海大学付属相模高等学校に進学し、2年夏の第101回全国高等学校野球選手権大会に出場。近江との初戦(2回戦)に「9番・二塁手」で先発出場したが無安打に終わり、続く中京学院大中京との3回戦では出場がなく、チームも敗れた[4]。3年夏は新型コロナウイルスの影響で公式戦が中止となり、2020年甲子園高校野球交流試合大阪桐蔭と対戦し敗れた。同学年に山村崇嘉西川僚祐、1学年上に遠藤成、2学年上に森下翔太、1学年下に石田隼都がいた。高校通算35本塁打[5]

高校卒業後は東洋大学へ進学。1年春からレギュラーを掴んだが、3年秋になって初めてレギュラーをはく奪される。その後、自身の能力に限界を感じたため野球部を退部。一般就職を目指して企業説明会に参加しようとしていたが、周囲からは「野球を続けなさい」と諭された。最終的に、幼少期に加藤を指導していた養父鐵の強い勧めもあり、大学在学のまま四国アイランドリーグplus徳島インディゴソックスへ入団[6][7]

四国IL・徳島時代

2024年は遊撃手のレギュラーとして64試合に出場して打率.311、6本塁打、41打点を記録し、ベストナインに選出された[8]。その後、同年10月24日に開催されたドラフト会議にて、横浜DeNAベイスターズから3位指名を受けた[5]。11月15日に契約金5500万円、年俸750万円(いずれも推定)で仮契約を結んだ[1]。背番号は37[9]。担当スカウトは欠端光則[10]

人物

東洋大学に在学したまま徳島県へ移住し、徳島インディゴソックスに入団したが、その際に大学を休学しなかった[11]。そのため、対面授業へ参加するために東京ー徳島間を往復したり、卒業論文の執筆を行ったりするなど、プロ野球選手と大学生を両立していた[12]

詳細情報

独立リーグでの年度別打撃成績

















































O
P
S
2024 徳島 64 272 222 42 69 11 2 6 102 41 8 3 0 3 45 - 2 27 5 .311 .426 .459 .886
通算:1年 64 272 222 42 69 11 2 6 102 41 8 3 0 3 45 - 2 27 5 .311 .426 .459 .886
  • 2024年度シーズン終了時

背番号

  • 10(2024年)
  • 37(2025年[9] - )

脚注

  1. ^ a b インディゴソックス 加藤響選手 3位指名のDeNAと仮契約」『NHK徳島放送局』2024年11月15日。2024年12月8日閲覧
  2. ^ a b 加藤響選手 横浜DeNAベイスターズ ドラフト3位指名おめでとう!」『厚木市』2024年10月28日。2024年11月4日閲覧
  3. ^ 横浜DeNAベイスターズジュニアチーム | 出場チーム | NPB 12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP 2014」『NPB.jp 日本野球機構』。2024年11月4日閲覧
  4. ^ 東海大相模 vs 中京学院大中京(2019年8月16日) 速報・結果・1球速報」『dメニュースポーツ』。2024年11月4日閲覧
  5. ^ a b 林亮佑「【ドラフト】DeNA3位の四国IL徳島・加藤響「強肩強打を売りに日本を代表するショートに」」『日刊スポーツ』2024年10月24日。2024年11月4日閲覧
  6. ^ DeNA3位・加藤響(徳島インディゴソックス・内野手)独立リーグで磨いた技術と精神力「ここでチームのために何が最善なのか? どうしたらチームのためになるか? と考えました」」『週刊ベースボールONLINE』2024年12月29日。2025年2月23日閲覧
  7. ^ 東洋大・加藤響が退部 在学のまま四国・徳島へ 東海大相模で通算35発の強打者、ネット騒然「まじ?」」『スポーツニッポン』2024年1月15日。2024年11月4日閲覧
  8. ^ 2024MVP・ベストナイン・最優秀監督のお知らせ」『徳島インディゴソックスOfficial Site』2024年10月15日。2024年11月4日閲覧
  9. ^ a b 新入団選手発表会『BRAND NEW STAR EVENT 2025』を開催」『横浜DeNAベイスターズ』2024年12月7日。2025年1月13日閲覧
  10. ^ 徳島:徳島IS・加藤選手「プロ実感」」『読売新聞』2024年10月29日。2025年1月13日閲覧
  11. ^ 佐瀬百合子「【DeNA】恵まれた食事に感動「チャレンジ」ドラ3加藤響の天井なき向上心で感謝のハイタッチを」『日刊スポーツ』2025年1月11日。2025年2月23日閲覧
  12. ^ 名門大退部→徳島と東京“600キロ往復生活” 卒論を書くDeNAドラ3、波乱の野球人生」『Full-Count』2024年10月25日。2025年2月23日閲覧

関連項目

外部リンク




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