加茂桐箪笥
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加茂桐箪笥 |
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かもきりたんす |
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木工品 |
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箪笥 |
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19世紀の初めに大工が製作したものが、加茂桐箪笥の始まりと伝えられています。箪笥の裏板に「文化11年(1814年)購入」と記された箪笥が現在でも市内で使用されています。昭和の初めに「矢車塗装(やしゃとそう)」が開発されて、現在の桐箪笥のデザインが完成しました。加茂では全国の桐箪笥の70%を生産し、北海道から九州まで広く全国に出荷しています。 |
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新潟県 |
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昭和51年12月15日 |
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キリの木は白く艶があり、上品で絹にたとえられる美しさです。箪笥の柾目(まさめ)は、淡い地色に濃い茶褐色の線を刷毛で掃いたようで、他の家具にない木目の美しさがあります。引き出しの隙間がない上に開け閉めが楽で、湿気や熱から収納物を守り、長期にわたり保護します。 |
加茂桐箪笥
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/23 08:49 UTC 版)
加茂桐箪笥(かもきりたんす)は、新潟県加茂市周辺で生産されている桐の箪笥[1]。
1976年12月15日(昭和51年)に、経済産業大臣指定伝統的工芸品に指定された[2][3]。
加茂市や隣接する南蒲原郡田上町を中心に、2018年現在でも多数の箪笥屋がある[4]。
歴史
江戸時代・天明年間(1781 - 1789年)に家具などを作る指物師である丸屋小右エ門が杉材で箪笥を作ったのが始まりと言われている[1]。
明治時代の初期には、北海道から東北地方にかけて加茂桐箪笥が出荷されるようになり、加茂市は桐箪笥の産地として発展した[1][2]。
出典
- ^ a b c 加茂桐箪笥(かもきりたんす)の特徴 や歴史 - Kogei Japan2022年10月23日閲覧
- ^ a b 加茂桐箪笥(かもきりたんす) - 新潟県産業労働部 地域産業振興課2022年10月23日閲覧
- ^ 加茂桐箪笥 - 新潟県観光協会2022年10月23日閲覧
- ^ “加茂箪笥屋MAP”. 加茂箪笥協同組合 (2018年8月). 2022年11月3日閲覧。
外部リンク
加茂桐箪笥と同じ種類の言葉
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