加工昆虫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/10 02:54 UTC 版)
葉を食べさせる昆虫として、主にメイガ科シマメイガ亜科とヤガ科クルマアツバ亜科の蛾を用いる。ともに、多くの種が生きた葉ではなく枯葉や腐植、乾燥穀物などを食べて幼虫が育つ分類群である。使用する植物によって、集まる蛾は異なる。代表種として次が挙げられる。 コメシマメイガ - Aglossa dimidiata、中国語:米縞螟、米黒虫。メイガ科シマメイガ亜科。コナシなどを食べる。日本では貯穀害虫として知られる。 ソトウスグロアツバ - Hydrillodes lentalis(syn. Hydrillodes morosa)、中国語:化香夜蛾、黄紋淡墨夜蛾。ヤガ科クルマアツバ亜科。ノグルミなどを食べる。日本では幼虫が枯葉を食べて育つことが確認されている。
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