力学系の基本周波数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/16 05:03 UTC 版)
詳細は「固有振動」を参照 一方の端が固定され、もう一方の端に質量が付加された梁(ビーム)があるとき、これは1自由度振動を行う。動ける状態になると、この系は固有振動数で振動する。1自由度振動では系は単一の座標で表され、その固有振動数は質量と(梁の)硬さで決定される。角固有振動数 ωn は次の方程式で求められる。 ωn2 = k/m ここで、 k = 梁の硬さ m = 付加された質量 ωn = 角固有振動数(ラジアン/秒) ƒn = 固有振動数(ヘルツ) 角振動数が分かれば、ωn を 2π で割れば、固有振動数 ƒn が得られる。角固有振動数を先に求めない場合、固有振動数は次のように直接求められる。 ƒn = (1/2π)((k/m)½)
※この「力学系の基本周波数」の解説は、「基本周波数」の解説の一部です。
「力学系の基本周波数」を含む「基本周波数」の記事については、「基本周波数」の概要を参照ください。
- 力学系の基本周波数のページへのリンク