前部煙突
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/23 14:14 UTC 版)
新設甲板室のすぐ前の前部煙突は、それが載っていた前部消音器室の高さが1層から2層にかさ上げされ、前部煙突も1層分持ち上がった。この前部消音機室2階部分は新設甲板室2階左舷の突出部分とつながっていた。前部煙突は1層分上がったとはいえ、津軽丸型のそれに比べれば1層分低く、前部煙突のすぐ後ろに位置する新設甲板室屋上の遊歩スペースへの排煙の影響が懸念されたため、前部煙突上部前面に通風用の穴があけられた。なお、この新設の前部消音器室2階部分前側には、従来は旅客扱いしない車両渡船であったため設置されていなかった100馬力ディーゼルエンジン駆動の自動起動・自動停止の70kVA非常用発電機が津軽丸型同様設置され、後ろ側には第1空気調整室が設置された。
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