前線の橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/15 23:25 UTC 版)
「プライベート・ライアン」の記事における「前線の橋」の解説
前線の橋に近付いたミラーたちは、ついに探し求めていたライアンを発見する。ミラーはライアンに帰還するように命令するが、彼は「戦場の兄弟を見捨てて帰れない」と命令を拒否する。それを聞いたミラーたちも混成部隊と共に、戦車に支援されたドイツ武装親衛隊を迎え撃つことになる。ミラーたちは敵を市街地に誘い込み奇襲を仕掛けるが、物量差に押されて劣勢になり、メリッシュ二等兵や、ジャクソン、ホーヴァスらが次々に戦死する。 ミラーはライアンを後退させ、橋の爆破を試みるが、負傷して身動きが取れなくなる。茫然と座り込んだミラーは拳銃を抜き、向かって来る戦車をひたすら銃撃する。そこに援軍とP-51戦闘攻撃機が到着し、目の前の戦車は爆撃を受けて破壊され、ドイツ軍は撤退を開始。アパムは逃げる敵兵の中にミラーが逃がしたドイツ兵を見つけ、彼を射殺し、残りの敵兵を見逃す。衛生兵を呼ぶライベンの声もむなしく、ミラーはライアンに生きて人生を全うするように告げて息絶える。帰還命令の伝達は果たせたが、分隊はライベンとアパムを残して全滅状態になった。
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